ヒアリの特徴見分け方を学び子供を守れ!生息地は即通報!

危険動植物
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近所の方や職場の人に
「ヒアリと普通のアリ見分けられる?」と聞いても
「エッ。ヒアリ、分からないなぁ?」と
全員???でした。

 

 

ヒアリが日本に上陸し
色んな場所で確認されている今

 

「子供が遊ぶ公園は大丈夫だろうか?」
「学校の運動場はどうだろうか?」
「愛犬の散歩コースの野原は?」と
身近に感じる様になりました。

 

環境省は、国土交通省港湾局とも協力して、
ヒアリを食い止める為必死に動いたり
各自治体もホームページなど使い
ヒアリの情報を出しています。が

 

しかし、現実はヒアリの名前しか
知らない人がほとんどでした!!!

 

ヒアリの拡散を食い止める為にも
せめて、見分ける事から始めて
子供に教え少しでも
危険を回避していきたいものです。ハイ!

特徴を理解できれば見分け方も何とかなる!

正直、
「ヒアリの絵を描いてみて」と言われても…描けない!
アリ自体観察したのは遥か昔…覚えてない!
しかし、こんな私でも特徴さえ分かれば
見分け方も何とか出来るはず!

 

もう、他人事ではないので
今出来る事を学んで
少しでも子供を危険から遠ざけたい。

 

まず最初に、こちらの画像が分かりやすかと思います。

【見分け方・色の特徴】

パッと見たら色の特徴が一番です。
全体的に赤茶色で、
お尻のお腹部分が黒っぽく、
微かにシマ模様があります。
(こちらの画像はシマ模様見にくいですね)

 

色だけでは見分けにくく似たアリもいます。
外来種:アカカミアリ、毒あり、
在来類種:
アズマオオズアリ、
クシケアリ、
ヒメアリ)

 

色の特徴はこれ位ですが、
アカカミアリも気になるところですね。
毒は、ヒアリ程強くは無いと言いますが
注意は必要です。
アナフィラキシーショックが
発生することがあるそうです。

 

もう少し関心ある方は
こちら京都府のホームページが分かりやすかったです。
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_hiari.html

 

 

【見分け方・大きさの特徴】

ヒアリは、2.5ミリ~6ミリの大きさですが
特徴は、
色々な大きさのヒアリが入り混じって
共同生活していることです。

 

正直言いますと、
2ミリほどのヒアリと
6ミリのヒアリを見ても
同じアリとは思えませんでしたね。

 

 

【見分け方・体の特徴】

特徴で大きなポイントとなるのは
二つのコブ(腹柄節:ふくへいせつ)と
触角の先が、こん棒の様な形です。
さらに、背中がつるっとしています。

 

 

【見分け方・巣の特徴】

在来種には見られない
アリ塚をつくります。
ただ、初期の生息では分からず
生息年数によって大きさに違いがあるようです。
(日本ではまだ発見されていません)

 

 

【見分け方・動きの特徴】

アリ塚の巣を壊されたりしたら
非常に攻撃的になり
動きが素早くなります。
また、集団で襲ってくると言います。

 

 

いかがでしたか?
何となく見分けられそうですか?

 

 

私は、何と!虫眼鏡が無いと
見え無い事に気付きました!!!(涙)

 

 

もう一度、日本各地の上陸場所や発見場所を確認!

梅雨入り前の全国ニュースで報道されてから
時間を追うごとに各地で発見されているヒアリ。

 

 

少し長いですが
目を通すだけでもいいのでご覧ください。
他人事ではない事が感じられますよ。

「以下環境省発表を抜粋」
2017年5月26日
兵庫県尼崎市の輸入コンテナ内で
ヒアリ(火蟻)が、発見され後に確認、
2017年6月13日発表。

 

兵庫県 神戸市 
コンテナヤードの舗装面の亀裂
2017年6月18日発表

 

愛知県 弥富市 
コンテナの外壁
2017年6月30日発表

 

大阪府 大阪市 
コンテナヤードの舗装面の亀裂
2017年7月4日発表

 

東京都 品川区 
コンテナ内
2017年7月6日発表

 

愛知県 飛島村・春日井市 
コンテナ及び事業者敷地の倉庫内
2017年7月10日発表

 

神奈川県 横浜市 
コンテナヤードの舗装面の亀裂
2017年7月14日発表

 

福岡県 福岡市
コンテナヤードの舗装面のくぼみ
2017年7月21日発表

 

大分県 中津市
コンテナ内
2017年7月25日発表

 

福岡県 福岡市
コンテナ内
2017年7月27日発表

 

愛知県 弥富市
コンテナ内
2017年8月4日発表

 

岡山県 倉敷市
空コンテナ置き場の舗装上
2017年8月9日発表

 

埼玉県 狭山市
事業者敷地の倉庫内

 

広島県広島市
68港湾調査で設置したトラップ及び
その周辺の地面

 

静岡県静岡市
68港湾調査で設置したトラップ及び
その周辺の地面

 

愛知県 名古屋市
コンテナ内

 

神奈川県 横浜市
空コンテナ内

 

福岡県 北九州市
2km調査で設置したトラップ

 

岡山県 笠岡市
事業者敷地内の積荷

 

愛知県 弥富市
コンテナヤード内の緑地

 

神奈川県 横浜市
継続調査で設置したトラップ

 

京都府 向日市
コンテナ内

 

静岡県 浜松市
コンテナ内

 

(名古屋港)
コンテナ内

 

広島県 呉市
積荷

 

(広島港)
コンテナ内

平成29年12月6日現在
12都道府県から
ヒアリの確認がされています。

海から離れた地域でも
確認されていますね!!!

 

 

ヒアリの通報先はどこ!

ヒアリを見つけたあと
どこに連絡すればいいのか
迷うと思いますが
そんな時、「環境省ヒアリ相談ダイヤル」があります。

 

0570-046-110
06-7634-7300
(受付期間9:00~17:00)
気楽に相談に応じてくれますよ。

 

また、「都道府県 環境部局」の連絡先は、
こちらからどうぞ。
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/fireant/renrakusaki0911.pdf

 

 

環境省も言っていますが、
ヒアリに似ているだけで
むやみな駆除は
拡散する恐れがあり
ヒアリに刺される危険も高く
間違って日本在来のアリを
駆除する恐れもあります。

 

冷静に「環境省ヒアリ相談ダイヤル」に
連絡を取り指示を受けましょうね!

 

 

まとめ・感想

今回の記事は、
ヒアリの特徴を知って
「見分け方を覚える事」が一番です。

 

 

特徴は、
・色の特徴
・大きさの特徴
・体の特徴
・巣の特徴
・動きの特徴 でした。

 

また、日本各地の上陸場所や発見場所を
改めて確認しました。

 

そして、ヒアリに似ているアリに
今後出会った時に慌てずに
正確な連絡先に通報する事でした。

 

最後に感想ですが
本当にヒアリが広がりを見せているんだと
感じました。
ヒアリの拡散を防ぐため
出来る事から始めましょう!
虫眼鏡は忘れずに!

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