腰椎椎間板ヘルニア手術を体験!術後の症状は覚悟して下さい。

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【手術後の記事、3回目】
オペ室から病室に戻り、
次第に全身麻酔が切れる代わりに痛みがじわじわと襲ってきました。

 

家族との会話すらもできず、ただ激痛に耐えるだけで精一杯でした。
身動きができない状態がこれほど辛いとは!!!!

左腕には点滴の管、右腕には血圧検査、患部からは血を出す管
大事な○ん○からは尿管が出ていて絶対絶命の大ピンチです!!!

 

見出し目次

◆腰椎椎間板ヘルニアの体験談、術後当日編!痛み止めが効かない!

◆腰椎椎間板ヘルニアの体験談、術後2日目編!一人の無力さ!

◆腰椎椎間板ヘルニア入院体験談、内視鏡手術だったらよかったかも?

腰椎椎間板ヘルニアの体験談、術後当日編!痛み止めが効かない!

手術はあっという間に寝ている間に無事終了しました。
イメージとしては、病室に戻り、ここで集まった家族に、
「心配かけてすまなかったね」と言いつつ、
また眠りに就くストーリーのはずが…。

 

しかし!!!そんなに甘くはなかったのです!!!

 

まったりとした温かい想像は一瞬で地獄に落とされ
激痛に顔が歪み、言葉がまともに出ず、うめき声だけが出るのでした。

 

家族もどうする事もできず、後は看護師さんにお願いするしか無く、
その場から退散していきました。

 

病室は個室で大正解でした。
何故なら、うめき声が夜通しつづくからです。

 

一人になって看護師さんから
「何かあったら遠慮せずこのボタンを押して下さいね。」と告げられ、
病室から出ていきました。

 

あらかじめ寝返りの時や体調が悪い時など
何か頼む時にボタンを押すようにと説明を受けていました。

 

さて、
既に戦いが始まっています。
本当に何が一番辛いかと言えば、管と云う鎖でガンジガラメで、
体の自由がきかず同じ姿勢がつづき患部以外の痛さも加わるからです。

 

床ずれの始まりはこんな感じ?!と思いました。
痛み止めの薬も飲んでいますが、まったく効きません。
確か一度飲むと6時間飲めなかったと思います。

 

あまりの痛みで時間の感覚さえ解りません。
永遠に痛みから逃げられないのかもしれないと感じてしまいました。
ただ、ただ、激痛に耐えるだけです。

 

夕方だか夜だか解りません。
見栄も外聞も無くなり
余りの痛さに遠慮していたボタンをとうとう押しました。
私、心の声:痛い痛い!!誰か助けてくれ!!!

私、心の声:「何でもいいボタンを押そう!エイ!」

スピーカーから看護師の声

看護師  :「どうしました。すぐ伺います。」

看護師病室にくる

私    :「横向きになりたいので…お願いします。」
どうにか言葉をしゃべる。

私    :「痛み止めお願いします。」

看護師  :「まだ、薬の時間が空いてないので出せないの…」

そして寝返りを行い、病室から出ていった。
術後、仰向けで寝る事が出来ない為、常に横向きになっています。
寝返りをするだけでも一瞬激痛が走りますが
それでも寝返りをしなければ肩や腰の横骨に激痛が走るので
看護師様にお願いするしかありません。

 

全てのよりどころは、看護師様です!ハイ!

 

寝返りをして少しの間体が楽になりますが束の間です。
腰の横骨から坐骨神経に沿って足のつま先まで激痛が始まります。

 

どのくらい時間が経ったか解りません。
激痛で何度もボタンを押し、その都度寝返りをし、
夜中の何時かに再び痛み止めの注射をしました。

 

しかし!
全く効きません!全く効きません!
闘いは脂汗と共に続きます…。

 

病室内は、一晩中うめき声と独り言のオンパレードで、
当然、睡眠欲よりも激痛がまさり一睡もできませんでした!!!

 

思考が止まり、ただ激痛からの解放を願うだけで涙も出ません。
涙って心に余裕があって流せるものと思いました。
そして、脂汗にまみれながら朝がきました。

 

腰椎椎間板ヘルニアの体験談、術後2日目編!一人の無力さ!

3月17日の朝、看護師がカーテンを開けてくれました。

 

私は、相変わらず激痛との闘いを続いています。
しばらくすると、(8時ぐらいに)
朝食が運ばれてきましたが、食べれなかったと思います。
今、記憶をたどると思い出せません。食欲どころでは無かったからです。

 

そして、家族との再会も語ることもなく
嫁様を残し、それぞれ帰っていきました。

 

激痛のため異常な精神状態が続き、
嫁様のいたわりの言葉優しい言葉受け入れる事ができないのです。

 

普通なら心にしみて感謝の気持ちが出るのですが…。

 

9時前ごろ担当医師が朝の巡回にきました。
私の姿にも毎度見慣れた情景かもしれません。
差し障りのない言葉をかけていきました。

 

昨日と大きく変わった所は、パラマウントベットを起こせることです。
簡単に起こせると思いましたが腰を患った身には非常に難しく

 

激痛に耐えながら、少しづつ、体の位置をづらし、
また、少しづつ、スウィッチを押しながら体の体制を起こしていきました。

 

少しづつ、少しづつ、少しづつ…

 

一人では限界があるので、嫁様の力を借り、
私の合図でスウィッチを操作してくれました。

 

つくづく人間一人では生きられないと悟ったしだいです。ハイ。
嫁様に感謝です!!。

 

ここで、かすかな喜びがありました。
起き上がった時、ある体勢になると激痛から解放されるのです。
まさに、地獄に仏でした!!!
ただこれも両腕に負担がかかるので長くはできませんが、
しかし、一時しのぎでも嬉しかったです。

 

昼食が運ばれて来ました。
私は、あらかじめメニューは食パンにしておいて良かったです。
何となく手術直後は普通に食べれないと野生の感が働いたのでしょう。
楽に口まで運べました。
痛さと闘いながら食パン1枚、牛乳をどうにか胃に収め終了です。

 

昼が過ぎ、夜が来ても激痛は続き、患部からの血と尿が出ています。
体は寝たいのですが、激痛が許してくれません。

 

2日目の夜も痛みに耐える夜でした…。

 

腰椎椎間板ヘルニア入院体験談、内視鏡手術だったらよかったかも?

腰椎椎間板ヘルニア手術と言っても十人十色です。
これほどの痛みは想定外でした。

 

どのような術式を行ったか苦しんでいる貴方なら知りたくなりますね。
私の場合、腰椎の一番下(5番目)にヘルニアがありました。

 

その飛び出た部分を切除するのですが、普通の切除術では患部が現れず。
腰椎の骨を一部くり抜き、

 

くり抜いた穴から患部を切除し、
そして、くり抜いた骨を元に戻すことをしました。

 

腰のヘルニア手術をしてこれだけ痛いのは私ぐらいなのかな?とまで思い、
実際に内視鏡手術だと痛さも、回復も早いみたいです。

 

私の場合は、患部が内視鏡手術ではできない場所だったため残念でした!
今は、ひたすらリハビリ生活で骨が塞がる事を待っている状態です。

 

しかも、長期間の療養が続くため精神的ストレスが表れてくるので
気をしっかり持ちましょう!

後程こんな事で気分転換した事も記事に書きます。

 

ちなみに、手術直後のベットのクッションの硬さですが、
少し柔らかい方が良かったです。
私の場合、常に横になって寝ていたので、肩と腰に体重がかかり、
筋肉や筋を痛めてしまい患部以外の苦しみを味わう事になりました。

 

腰には硬いベッドが良いと言われていますが…?!。

 

時と場合によると思います。
この後、ある看護師と出会って救われる事になる話なども記事にしたいと思います。
場数を踏んだ看護師の実力に感激しましたよ!!!

 

次回につづく…、【腰椎椎間板ヘルニアの体験談、看護師に救われて感謝しきれない!】
本日は、最後まで読んでいただき、有難うございました。

コメント

  1. ます より:

    昨日手術しました。
    手術が決まってから、毎日のようにこのブログに目を通していましたが、手術後に見ると、本当にその通り!と共感できます。

    私の場合は、翌日の昼間には痛みが薄れ菅という鎖から解放され、トイレにも行けたので、少しばかり痛みは軽いと思いますが。
    初日の、あの悪夢は正にブログそのものでした。

    色々、先にこうなると教えてくれるのでとてもありがたいブログでした。

    • hisa より:

      ますさん、
      初めましてhisaと申します。

      本当に、「菅という鎖」ですよね。
      身動きが出来ない事は、
      苦痛地獄ですからね!

      でも、術後の痛みが早い時期に和らいで
      大変すばらしい手術だったのですね!!!
      良かった!良かった!

      良いドクターに巡り合って良かったですね。
      今後の相談も安心できることでしょう!!

      ますさんの今後の回復を
      陰ながら願ってをります。

      本日は、コメントありがとうございました。

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