【保護猫と暮らす日記-2】吾輩は茶トラ猫である名前が決まったよ! いたって性格はおっとりやんちゃ型である!

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「第2幕」

「この猫は、何となく愛嬌がある顔だよ仕草もそうだけどね」
夫婦の会話も増えた。
名前をつけるのは、家族になるはじめの一歩。
名前を呼ぶ数だけ愛情が溢れる感じがする。

最初の夜、しんちゃんが決める寝床は枕の横だった。
心細い気持ちの表れかもしれない。
一匹の茶トラ猫に出会って
布団の中で考えることが広がった。

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●名前が浮かんだよ。

保護猫の茶トラは、
何はともあれ、家から離れず
自然の成り行きで飼う事になったのだ。

 

飼ってみて初めに訪れる壁がある。
それは、名前だ。
何にしろ、かわいがる猫を擦(さす)るにせよ、抱くにせよ
名前がないと気持ちが思う存分入りづらい。
……のは、筆者だけだろうか!?

 

あなたは、ど う だ ろ う か!

 

実は、出会って保護すると決めた時に考え始めていた。

 

保護猫となったその晩、寝床に入っても久しぶりの「嬉しい気持ち」が
溢れて眠れない。

 

寝返りをしながら名前のことを考えた。
「何かいい名前ないかなぁ。」

 

色んな候補が出てきた。
茶トラ猫だから……、保護猫だから……、
誕生日に来たから……と
ただ、「がぎぐげご」みたいな濁音は、入れたくなかった。

 

数十回目の寝返りの時「しんちゃん」が浮かんだ。
不意に浮かんだ!あっ!良いかも。

 

響きも良いし、親しみやすい
何とかこれで決まりだな。

 

・神(しん)出鬼没に出会ったから?
・保護猫でも、心(しん)を通わしたいから?
・「クレヨンしんちゃん」放映してたから?

 

何はさておき、ひらがなで「しんちゃん」に決定!

 

一人ゴソゴソと考えて安心して眠りに付いた。

……翌朝……

起きると同時に
筆者:「お母さん(嫁様)、名前決まったよ」
嫁様:「早い!で、何にしたの?」

 

筆者:「発表します。……『しんちゃん』!どお?」
嫁様:「しんちゃん?ま、ま、いいんじゃない」
隣でおばあさん(実母)も頭をコックリし聞いている。

 

筆者:「よし!決定だな」

 

その日からこっちで嫁様が「しんちゃ~ん、しんちゃ~ん」と呼べば
あっちの方でおばあさんが「しんさん、しんさん」と?と?
ちょっと距離感漂う呼び声がした。

 

名前が決まってから家中「しんちゃん」コールが
あっちでもこっちでも聞こえてくるようになっている。

 

正直、悪い気はしない。どちらかと言うと良い気がする。
中高年だけの家族に、やんちゃ坊主が生まれたみたいで
家の中が明るくなった。

 

間違いなく気持ちにハリを与え
認知症に効きそうな今日このごろである。
そして、
あっちでは「しんさ~ん」が聞こえた。ムムム……?

 

 

●夜の寝床はオヤジの枕に背中をつける甘えん坊

そうだ保護した日の夜のことだった。
食べるものを食べ、出すものを出し、部屋の様子も大体わかり
茶トラのしんちゃんは落ち着いて座布団の上で毛づくろいをし始める。

 

右後ろ足を高く上げ毛づくろい、背中、前足、頭と
体全体を丁寧にいたわるように毛づくろい
寝る前の儀式なのだろうか?
実に体のケアーに長(た)けている。
筆者も見習うことが大いにあると気づいた。

 

そしてまもなく居間の座布団の上で目をつぶった。
家族もそれぞれの寝床に行った。

 

我が夫婦の寝床は、居間の隣にある。
10分ぐらい経った頃、扉の向こうでしんちゃんが鳴いた。

 

嫁様が「あらっ、しんちゃん」と言いながら扉を開けて入ってきた。
初めての部屋に興味津々で、ゆっくりあたりを物色している。

 

嫁様が「おかあさんといっしょに寝る?」と抱っこするも
逃げられる。

 

夫婦揃って我が布団に呼び込もうとして、しんちゃんの争奪戦。
当の本人は、マイペースでウロウロ。

 

しんちゃんは、押入れに興味を示しヒョイと軽やかに
押入れ上段に登り気に入ったのか落ち着き目をつぶった。
我ら夫婦も消灯となった。

 

就寝して何時間経ったのだろうか?
筆者の頭の横でゴソゴソと動く気配がし薄目を開けた。
何と、しんちゃんの顔がこちらを覗いているではないか!
「どうした?しんちゃん?ここで寝るのか?」
かぼそい声で「にゃ~」

 

「よしよし待ってろよ」
枕をちょっと動かしスペースを作り寝床を確保した。

 

寝床ができたところで、
くるくると回り背中をしっかり、しっかり枕につけて朝まで就寝。

 

 

●筆者は布団の中で思った。

この猫は、寂しがり屋だ。
こんなにも人を恐れない人懐っこい性格で、おっとりした雰囲気もあり
やんちゃな面もある可愛さ。

 

だからどんな事情で捨てたか気になった。
捨てれば解決するとでも考えたか!
フツフツと情けなさと憤りを感じる夜になった。
「しんちゃん安心して寝な、どこにも行かないから」

 

翌朝、嫁様は、枕を並べて寝ている親父としんちゃんを見て
「え~ずる~い。一緒に寝たかった~」としんちゃんに駆け寄り
ハグをした。
で……
嫉妬をしたのは言うまでもない。

 

次回に、つづく……。

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